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2016.07

華ロリ

  • 撮影場所 渋谷「華泰茶荘」
  • 撮影日 2016.06.05

解説

 近年、日本のロリータファッションが海外へと広まり、当初はコスプレ的な扱いを受けるも、今や世界のいたるところで1つのファッションとして認知・定着してきている。

 ロリータファッションは、甘ロリ、姫ロリ、クラシカルロリータなど、それ自体にも様々なバリエーションスタイルを持っているが、これまでゴスロリや和ロリなど、他のスタイルのファッションとも融合を繰り返してきた。今、同じように、海外へ渡ったロリータファッションにもそういった現象が起きてきているようなのだ。

 昨年SNSなどのニュースで話題になったのは、イスラム教徒の間で流行しているというムスリムロリータ。残念ながら、日本ではイスラム教徒の人がまだまだ少数派なので、ほとんど見かける事はない。だが、近年日本に大挙して訪れている中国の人たちの間でも、最近やっと日本のアンダーグラウンドファッションが浸透し始めているようで、ロリータファッションもまた中国国内で独自の進化を遂げているらしい。特に早くから日本のファッション文化を吸収している台湾では、100人規模のロリータのお茶会も頻繁に開催されているという。そんな中、2年前あたりからチャイナドレスとロリータファッションをミックスした「華ロリ」が現地で脚光を浴びるようになり、それが日本でも注目され始めている。

 中国では、Qi Lolita (チー・ロリ)とも呼ばれるこのスタイル。日本では「華ロリ」(カ・ロリもしくはハナ・ロリ)と呼ばれている。

 特徴は、光沢感のある素材で、チャイナドレス独特の襟の形(スタンドカラー)と刺繍や大きめの花柄といった伝統模様。髪飾りにも花を使うことが多い。

This coverage staff : Director "HINE", Photographer "Tomomi Saeki"

 

 

協力:アトリエ クレーム ブリュレ Atelier crème brûlée

※お茶会の模様はこちらから

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