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2014.02

伊達ワル

  • 撮影場所 原宿
  • 撮影日 2014.01.30

解説

近年のストリートのメンズファッションは、大雑把に分けると、ワイルド&セクシー系とキレイめ系、2つの流れに分かれ進化してきた。最近では、その間にオラオラ系が割って入る形になってきてはいるが、依然、前者2通りの流れは継続中だ。 今回は、その一方、「ギャル男(お)」からはじまるワイルド&セクシー系の進化したスタイルを見てみよう。 ざっとこれまでの歴史を振り返ると、2000年頃から渋谷に現れたギャル男は、当初、ロンゲ(ロングヘアー)にガングロ(日焼けした顔)で、サーフ系またはアメカジの服をタイトに着こなし、アクセサリーをたくさん付けると行ったスタイルだった。2002〜2003年にはウルフヘアーと呼ばれる盛りヘアーに、先の尖った靴、ダメージデニム、ボストンバッグなどが定番スタイルとなり、2004年頃には少しシンプルで清潔感を出した「お兄(にい)系」も登場。さらには、ヴィジュアル系やホストのファッションを取り入れた「Vホス」、派手派手コーディネートの「デリッカー」なども生んだ。 そして現在、レディスで渋谷と原宿のファッションをミックスしたネオギャルが流行しているのと同様、メンズでも原宿のサロン系やモード系の要素を入れた、おしゃれなギャル男が増殖している。 特徴としては、基本モノトーンベースに目立つさし色や柄モノの組み合わせで、タイトな服をレイヤードしてシックに着る。ヘアーは以前より盛る量は減ったが、カラーリングやレイヤードが巧妙になり、ヴィジュアルロック系を想わせるスタイルが多い。 尚、こういったスタイルは、メンズファッション誌「メンズナックル」が不良がかった雰囲気の美男子の呼称として「伊達ワル」と名付け、以前から提案し続けていた。

協力:WILD PARTY ラフォーレ原宿店

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