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2014.01

Gothic & Lolita 2013-2014

  • 撮影場所 Waseda, Shinjuku
  • 撮影日 2013.12.26

解説

日本のオリジナルファッションスタイルとして、最も長い歴史をもつロリータ・ファッション。その歴史の中で、これまでゴスロリ・ファッションをはじめ、甘ロリ、黒ロリ、ロリパンなどなど、さまざまな派生スタイルを生み続けてきた。現在の傾向としては、正当派のクラシカルロリータや、柄や色が多彩になった甘ロリが主流となり、その他の派生スタイルは減少している。ゴシックもまた、純粋なゴシックファッション愛好者だけが残り、他はフェティッシュ、スチームパンクなどのスタイルへ流れているようだ。 今回特集する6名は、いずれも「GLP(ゴシック&ロリータ&パンクの会)」の面々。 GLPは、代表の愛さんが早稲田大学在学中の2009年にインカレッジファッションサークルとして創設し、以来、ファッションショーやお茶会などの活動を通じ、国内外へゴシック、ロリータ、パンクファッションの魅力を発信しつづけている。 以前のゴシック&ロリータ・ファンたちは、服飾系学校出身者やアンダーグラウンド専門の業界関係者がほとんどであったが、このサークルは、幹部がファッション専門家でないこともあり、知識がなくても、ただこういったファッションが好きだというだけで、誰でも気軽に参加できるのが魅力。 メンバーたちは、非日常を楽しみたいため、本物っぽくなくても本物以上に可愛いものを求める。自分たちのファッションに対しても、「なりたい自分になるためのファッション」と答えていた。 これらのファッションの愛好家たちは、純粋に服自体が好きな人が多いだけに、その素材・ディテール・色・柄などへのこだわりも相当強いが、それは何も伝統的なものだけに留まらず、「こんな素材だったらもっと本物っぽい」とか「こんな柄のプリントが欲しい」などと新しいものへの探求心にもつながる。それがまた新しいオリジナリティを生み出す原動力にもなっているのだ。 日本独自のファッション文化を継承するため、そして、日本のファッションの未来のためにも、ぜひこれからも本物を超越した可愛さを追求していって欲しい。

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