スタイルアリーナは一般財団法人日本ファッション協会が運営しています。

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2017.01.30

コラムVol.41『adidas人気健在』

  • Category FASHION

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安定した人気

 

 ニューバランス、ナイキ、ヴァンズ…。目まぐるしく変わるスニーカートレンド。中でもここ2~3年で支持率を上げたスニーカーと言ったら「adidas」だ。ストリートでの着用者数は一時のニューバランスブームを凌ぐ勢い。2017年も安定した人気を保つだろう。さて、今回はストリートで着用が多かったモデルから歴史まで紹介しよう。

 

                 

 

Stan Smith

 

 “世界で一番売れたスニーカー”と呼ばれているこのモデル。もともとはテニスシューズで、ベロの部分に描かれているのがモデル名となったテニスプレイヤー、スタン・スミスだ。革製で、adidasの代名詞“3本ライン”が通気口でデザインされているのが特徴。そのミニマルさが人気となり、近年では「RAF SIMONS」や「HYKE」などと相次いでコラボモデルを発売したが、今年も人気は健在だ。

 

                 

 

Superstar

 

 定番中の定番で、バスケシューズとして生まれたモデル。adidasのスニーカーといえばこれを思い浮かべる人も多いはず。特徴は何と言っても“シェルトゥ”と呼ばれる爪先で、丸みのある貝殻のようなデザインが“Superstarらしさ”の所以だ。また、Superstarの象徴とも言えるスリーストライプスをも白にしたオールホワイトもよく見掛けるようになった。一見シンプルだが、Superstarならではのディテールが表情を生み出し、着こなしにも抜け感を加味できる。

 

                 

 

History of adidas

 

 そもそもは1960年代頃に初めて発売されたこれらのモデルだが、ファッションアイテムとしては80年代に最初の大ブームを迎えた。伝説的なHIP-HOPアイコンである「RUN-DMC」が着用したことで、HIP-HOPを始めとしたサブカルチャーシーンで人気に。今でも80sヴィンテージのSuperstarは多くの人の憧れの的となっている。

 

 

 群雄割拠のストリートスニーカーシーンの中で、抜群の存在感を示したadidas。ガンガン履きつぶせるものから、一生物のリュクスな一足まで揃うラインナップ。現在では、どんなスタイルにも合わせやすい靴として評価され、カジュアルはもちろん、モードスタイルの外しにもハマる。歴史あるブランドがここまで支持されるのは、本当に良いものを作り続けてきたからだろう。

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