スタイルアリーナは一般財団法人日本ファッション協会が運営しています。

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2016.11.18

川崎ハロウィン 2016

  • 開催日 2016.10.30
  • 会場 LA CITTADELLA
  • 対象シーズン 2016年秋

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KAWASAKI HALLOWEEN 2016


2016年10月29日(土)〜31日(月) 会場:川崎 ラ チッタデラ (撮影日:10月30日) 


 


 今年で第20回目となる、川崎の地元企業「チッタ」グループが中心となり、川崎市が街をあげて取り組む川崎ハロウィンパレード(通商カワハロ)。その歴史は結構古く、日本にまだハロウィンが定着していなかった1997年までさかのぼる。


 当初はパレード参加者150人、沿道の観客500人という小規模なものだった。同時期にディスニーランドでもハロウィン・イベントが開催されるようになったこともあり、その後参加者や観客の数はうなぎ上りに増え、昨年では参加者2,600人、沿道の観客12万人にまで到達。日本最大級のイベントへと成長した。


 カワハロの特徴は、なんといっても街ぐるみでこのイベントをサポートしているため、更衣室などの施設などが充実し、警備も万全だということ。パレード時にはメインストリートを通行止めとし、交通網の誘導も完璧だ。子供から大人、外国人までも安心して楽しめるという事が最大の魅力。おそらくその長い歴史があるからこそ、今の体制ができあがったのだろう。


 ハロウィンでは毎年の仮装にもトレンドがあり、今年は映画「スーサイド・スクワッド」が大ヒットした影響で、その主要キャラクター「ハーレー・クイン」のコスプレが多く目についた。カワハロには以前より代々木アニメーション学院や東京ビジュアルアーツといった専門学校の特殊メイク科がブースを出し、¥500〜という破格な値段で特殊メイクをしてくれるため、以前は血だらけゾンビ系の仮装が圧倒的に多かったが、昨年あたりから様相が変わり、動・植物を芸術的に仕上げたり、レトロなファッションを再現している人が多くみられるようになった。50年代のロカビリーや70年代のグラム・ファッションは、もはやコスプレ感覚ということなのだろうか。


 また、以前よく見かけたキョンシーやスターウォーズのアナキンなど、懐かしいキャラクターも久しぶりに復活していた。全体的にアニメやマンガのコスプレより、何かテーマを持ってクリエイティブな装いをする人たちが多くなったようだ。


 


 今回、当日撮影したすべての人たちを事前にInstagramとFacebookで公開した。そこで「いいね」が多く付いた人気20組と、スタッフ推薦の5組を加えた合計25組をご紹介する。

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