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2019.02.05

コラムVol.104『“あのモチーフ”が帰ってきた』

  • Category FASHION

 

 

 

「冬のマンネリ化に救世主」

 

 寒さも本格化して、厚手のアウターの出番が増えてきた。どうしても防寒重視になりがちなこの季節。ファッションを楽しみたい人には少し物足りないのではないだろうか?そんな今の気分にぴったりのモチーフが、90年代リバイバルの波に乗って帰ってきた。女性の社会進出が急速に進んだ80年代後半から90年代にかけては、大きく肩の張ったパワースーツやボディコンなど、大人の女性達に向けたインパクトあるファッションが多く登場。そんな中で多用されたモチーフの1つがアニマル柄。今季はそんなアニマル柄の代表格である「レオパード」が、様々なアイテムで大復活を遂げている。

 

 

 

「今季は上手に抜け感を」

 

 その派手な見た目とは裏腹に、上手く取り入れれば劇的にコーデが格上げされるレオパード。しかし、柄のインパクトが強いため、上手く取り入れないとケバくなったり、オバちゃんぽく見えてしまうリスクもある。また、レオパードに限らず、柄がトレンドであっても、デザインやシルエットがグレードアップしたアイテムでないと逆効果。今季らしさをプラスしているアイテムを選ぶのが攻略のコツだ。また、スタイリングをする際に気を付ける点は モノトーンにしすぎないこと。もちろん相性は良いのだが、コントラストをはっきりつけてしまうと、抜け感を出しにくい。程よくカラーを入れてコーデに馴染ませることが今流のコーディネートだ。

 

 

 

「旬柄はスカートで取り入れる」

 

 そんなレオパード柄をストリートではどのアイテムで取り入れているのだろう?ハイブランドのコレクションでは“エコファー”ブームに乗った大胆なファーアウターが目立ったが、ストリートではスカートやスカーフで取り入れているのが多い。合わせているアイテムは無地が基本で、レオパード柄を際立たせていたのが印象的だった。

 

 

 

 

 マンネリ化しがちな冬のスタイリングにスパイスを効かせるレオパード柄。流行った背景には“SNS映え”というのもあるらしい。最近では大手ファッションブランドの投稿が影響するなど、SNSの効果はますます強まっている。ファッションとSNSの関係、そして人々のSNSを通した新しい価値観にも注目していかなければならない時代になった。

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