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2018.03.08

コラムVol.84『最強の脇役』

  • Category FASHION

 

 

「現代の必需品」

 

 今季ストリートで着用率ナンバー1だったブランドが「ユニクロ」。かつては、ユニクロを着ていることがバレると、恥ずかしい・ダサいとされ、「ユニバレ」と揶揄された。しかし現在はその言葉が死語となるほど、このブランドの存在価値は非常に高い。品質の良さとカジュアルさに視点を変えたファッショニスタたちにとって、ユニクロは持っていて当たり前のものになっている。

 

 

 

「ユニクロと言ったら」

 

 ユニクロと聞くと、ヒートテックやフリースが思い浮かぶが、ストリートで多く見かけたのは「タートルネックニット」。オーバーサイズブームの中、フィット性のあるこのアイテムが注目された理由は、着心地と美しさ。体にしっかりフィットしても、決してボディラインを拾いすぎることなく、しなやかでフェミニンなラインを表現できる。ニットのチクチク感や、無理な締め付けもない為、着心地も抜群。この年々進化する品質は、多くのファッショニスタ達に受け入れられた。更に、「豊富なカラーリング」も人気の理由でシーンに合わせ、色違いのものをまとめ買いする人も多い。

 

 

 

「美しく、さりげなく」

 

 ストリートを見てみると、ユニクロが主役になることはないが、メインアイテムの邪魔は決してしない。この「過度に個性を主張しないデザイン」がスタイリングに溶け込み、他のアイテムを栄えさせる。今回取り上げたタートルニットもだが、ユニクロのアイテムにデザイン性は重視しない。しかし、機能的で万能な為、スタイリングを完成させる重要なカギとなっているのは事実。今後もユニクロがストリートファッションを牽引するのか引き続き注目したい。

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