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2017.09.07

「TGCの来場者から見る、2017A/Wファッション」

  • Category FASHION

 

1930年・70年代のチェック柄ブーム再来か

 

 今回のTGCコレクションで最も人気を博した柄は「チェック」。その中でもひと際目立ったのが、「グレンチェック」だ。グレンチェックは千鳥格子やごく小さな格子など、4種類の単位模様を規則的に並べて格子縞にしたもので、かつて公爵や貴族が愛用していたことから、カッチリとした印象が強い。今年はグレンチェックでも色が豊富で、レトロでシックな雰囲気を持ちつつも、どこかポップさも感じる。スカジャンやMA-1などのスポーティーなジャケットにもよく合いそうだ。クラシカルな上品スタイルとストリートカジュアルの融合がこの秋には多く見られそうな予感。

 

                 

 

印象派「やや太め、カラフル縦ストライプ」

 

 続いて柄トレンド2番手として注目されているのは「ストライプ」。まずこの柄の長所は手持ちアイテムと合わせるだけで、スリミング効果を発揮できるところ。縦方向に視線を誘い、直感的にスレンダーなイメージを相手に与えられる。ストライプはシャープなスタイリングを作ってくれる女性に頼もしい味方だ。さて、今季のストライプの特徴は従来よりも線が太く、カラフルなものがメイン。緑、黄色、赤など、ヴィヴィッドな色合いが多く見られた。落ち着いた色のストライプよりも、派手目の色が主流になるだろう。

 

                 

 

しっとりとした光沢で、落ち着いた大人感

 

 昨年からトレンドとして登場した「ベロア」。今秋も流行は継続し、トップスやボトム、最近は靴にまでベロア素材を用いるようになった。これまでベロア素材の服といえば、クラシカルなコーディネートに合わせるのが基本。だが、今季はフレアスカートやワイドパンツに合わせるなど、ゆったりしたシルエットでラフに合わせる着こなしが目立つ。また、プリーツになっているものが多く、ベロア本来の光沢感がより一層引き立つ。冬にかけてバッグや小物類にまでベロア素材の物が増えそうだ。

 

                 

 

 前述した以外にも、今季はメタリックといった、生地に光沢のあるアイテムが多い。これから寒くなる季節になるが、今年は落ち着いたカラーよりも、派手目カラーに注目していきたい。

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