スタイルアリーナは一般財団法人日本ファッション協会が運営しています。

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2016.05.23

コラムVol.15『モックネックはもう古い!?Vネックの“新鮮力”』

  • Category FASHION

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迫る“Nextネック”

 

 昨年から大注目を浴びたモックネックのアイテム。タートルネックまではいかないミニマルなデザインに新鮮味とトレンド感を受けた事だろう。この人気は季節問を問わず継続すると思うが、流行に敏感なファッショニスタ達は早速モックネックアイテムから身を引いた様子で、次の狙いは「Vネック」に。

 

 

Vネックの魅力

 

 Vネック最大の魅力といえば、デコルテ見せによる“女性らしさが出る事”。ワイドパンツやスニーカーなど、メンズライクなアイテムを合わせても色気を失わない。また、Vの字である事により首を長く見せる効果も期待できるため、ヘアーはアップスタイルがオススメ。顔周りがよりスッキリして、大ぶりなピアスを身につければ小顔効果も期待できる。どちらかと言うと主張が弱いアイテムだけに小物使いでいかに個性を引き出すかがポイントだろう。

 

 

ストリートのVネック事情

 

 style-arenaで紹介している原宿・渋谷・表参道・代官山・銀座の5地点において、唯一原宿では最近着用者が見られなかった。原宿に関してはやはりトレンドやフェミニンさよりも個性に重きを置く人が多いのだろう。流行に敏感な渋谷では、相棒にワイドボトムをチョイスしている人が多かったが、表参道では逆にタイトなロングスカートを合わせ、スタイリッシュに仕上げるのが気分のようだ。代官山では白のVネックがさらりと着こなされ、大人の爽やかさが感じられた。流行の変化があまり見られない銀座での着用率は最も高かったが、クセがないのに加え、きちんと女性らしさを演出できるこのアイテムが選ばれるのは納得のいく結果だ。ボトムスにはワイドパンツやフレアスカートなど様々なアイテムが合わせられていたが、いずれにせよ上品に仕上がっていたのはさすがである。

 

 

 タートルネック、モックネックの“ハイネックブーム”を断ち切るかのごとく、リバイバルしたVネック。今回はレディースを取り上げたが、今後はメンズでVネックが流行るのか否か、注目したい。

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