ワークマン「キャンプギア本格展開&春夏新製品」発表会&展示・体験会が2月22日、プレス向けに品川インターシティホールで開催された。
取材は予約制で時間を分けていたが、受付には行列ができ、その注目度の高さがうかがえる。
また、来場者の7割がアウトドア関係者、残り3割がファッション関係とのことで、当然のことながら今回の発表はアウトドア業界からも非常に注目されていることが分かる。
「WORKMAN Plus+」「#ワークマン女子」の次は 「#キャンプマン」!
コロナ禍でファッション市場が停滞する中、アウトドア市場やインテリア市場は逆に活気づいていた。ワークマンでも、売り上げの推移を見ると2019年から2021年のPBアウトドアウェアの売り上げが約4倍にまで上昇している。
さらにその中でも、YouTuberとなったヒロシがソロキャンプで大ブレイクしたり、漫画/アニメから実写ドラマ化された「ゆるキャン」の影響もあり、キャンプの人気があがっていることに注目し、これまでも「#ワークマン女子」でビギナーが参入しやすい価格帯のキャンプギアを少しづつ展開してきた。
そして、今回は春夏新製品発表会に合わせ、130アイテムのキャンプギアを一気に揃えて本格的にキャンプ市場へ参入する。
アウトドアウェアのみならずキャンプギアでも価格破壊!
これまで「プロ品質」の高機能を、レインウェア、スポーツウェア、アウトドアウェアなどへ次々と投入し、高品質・低価格を実現してきたワークマンだが、今回はキャンプギアでもアウトドアウェアと同じ素材(防融加工、防虫加工、耐久撥水)を使うことによって大幅に価格を抑えてきた。
キャンプの必需品5点(テント、シュラフ、チェア、テーブル、ランタン)を揃えても1万円以下という驚異的な低価格だ。
安いからといって一切手抜きはなく、それぞれに高機能素材を惜しげもなく使い、SGマーク (消費生活用製品安全法に基づき、一般財団法人製品安全協会が定める消費生活用製品の安全性「SG基準」に適合することを認証する制度) にも適合。例えばワークマンが独自開発したバーベキューや焚き火の火の粉に強い「防融加工」は、すべてのテントやタープに使用。テントにはそのほか防虫加工も施されている。余談だが、他社では10,000円以上はする防虫加工のフード付きジャケットが2,500〜2,900円という驚きの破格プライス。
また、テントやタープには当然ながら急な雨にも備える必要があるが、会場では耐久撥水加工されたタープに激しく放水して水の弾き具合を確かめることができた。
高機能と低価格の両立をキャンプギアでも実現させたワークマン。今後の展開もますます楽しみだ。