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2016.06.10

コラムVol.18『ZARA女に迫る』

  • Category FASHION

 

ZARA女とは

 

 「ZARA女(ザラジョ)」という言葉をご存じだろうか?何となく想像がついてしまうかもしれないが、そう、スペイン発祥の「ZARA(ザラ)」を愛してやまない女子たちのこと。今回はそのテームについて掘り下げて解説しよう。

 

 

ZARAの心地よさ

 

 2008年にスウェーデン発のアパレルブランド「H&M」が銀座に上陸したのを筆頭に、爆発的な人気を継続してきたファストファッション業界。しかし最近となってはその目新しさも落ち着き、やや衰退気味の様子。そんな中、なぜZARAだけがスポットを浴び続け“ZARA女”というワードまで生み出されたのだろうか。これはあくまで推測にすぎないが「適度な価格帯」と「ノームコアブーム」が関係しているように思える。ファストファッションが日本に上陸した直後はそのデザイン性とリーズナブルなプライスに誰しもが飛びついた。が、勢いが落ち着いた今、ZARAの安すぎず高すぎない「手頃な価格帯」に心地よさを感じる人が増えているのではないだろうか。

 

 

ZARAの魅力

 

 ZARA女と呼ばれる人たちは20~30代が中心で、「オシャレはしたいけどお金がない」という学生や、「趣味や美容にお金がかかる」という社会人が主となっている。高額な物には手を出せないけど、チープすぎるものも嫌というワガママ心理にはZARAがベスト。また、ZARAのイメージとして“シンプルなデザイン”が挙げられるが、昨年の代表的なブームとしてあげられる「ノームコア」は、まさにZARAの得意分野。シンプルなデザインでも安く見えないし、どこか独特な雰囲気がある。といった、特有の魅力がファストファッション界をリードする決め手となったのだろう。

 

 

ストリートのZARA女

 

 さて、ZARA女は「毎日のファッションにZARAのアイテムが入っている」、「コーデのほとんどがZARA」という女子の事を指す言葉であるが、その勢いはストリートでも目の当たりにした。特に最近、高着用率だったアイテムは、以前のコラムで紹介した「レースアップパンプス」と「ライダースジャケット」。レースアップパンプスはフラットタイプからヒールタイプまで様々な種類の物を揃えていたのはさすが。ライダースはフェイクレザーなら\5,000~、リアルレザーでも\30,000~という、得意の高コスパにより、多くのファッショニスタを虜にしている。トレンドランク外のアイテムでもデザイン性の高い商品が数多くあるため、人とかぶるのが嫌な人でもお気に入りの相棒が見つかるはずだ。

 

 

 ZARAは今最も勢いがあると言っても過言ではないブランド。美容や趣味にお金がかかる。。。そんなあなたはぜひZARA女になって賢くファッションを楽しんで欲しい。

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