スタイルアリーナは一般財団法人日本ファッション協会が運営しています。

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2017.07.30

コラムVol.59『2017 S/S 帽子トレンド』

  • Category FASHION

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今季のトレンドアイテム

 

 今季の帽子二大トレンドと言えば、「ベレー帽」と「キャプ」。この二つは秋冬に引き続きトレンドで、素材を夏仕様に変えながら、その勢いは止まらない。今季のベレー帽はメッシュ素材かストロー素材が基本。決めすぎのコーディネートには抜け感を、カジュアルなコーディネートにはクラシックな雰囲気をプラスしてくれる。まさに「とりあえずかぶっておけばコーデがワンランクアップする」万能アイテムだ。キャップで人気なのは「ローキャップ」。ローキャップとは浅めのベースボールキャップのこと。ストリートを見てみると、まったく飾りがない無地のものか、ワンポイントがほとんどで、シンプルなものが今年の気分と言えるだろう。

 

                  

 

再登場した帽子

 

 そして、今季の帽子トレンドで忘れてはならないのはリバイバルアイテム。数年前に爆発的に人気だった「カンカン帽」と「キャスケット」が再登場。まずカンカン帽とはトップが平らになっているハットで、基本的に軽いストロー素材で作られている。つば広ハットなどと比べるとベーシックで爽やかな印象のため、どんなテイストにも合わせやすく、広く取り入れられている。キャスケットは独特のふんわりした形で、レトロなスタイルにも合わせやすく人気が加速している。

 

                 

 

デザイン性を重視

 

 昨年の帽子のトレンドを挙げると、「バケットハット」や「つば広ハット」など、どちらかと言うと実用的な帽子。対して今季は「ベレー帽」と「キャスケット」。比較すると今季はデザイン性やトレンド感が非常に重要視されているようで、どちらかと言うと実用的ではない。特にベレー帽は日よけもついていないため、紫外線対策には不十分、デザイン性が重視されたアクセサリーとしての帽子だと言えるだろう。

 

                 

 

 デザイン性を重視した帽子がトレンドの今季。ワンパターンになりがちなコーデも、トレンドの帽子を取り入れてスタイリングの幅を広げてみてはどうだろうか。

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