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2019.05.30

2020 S/S "Bemberg" outer material exhibition

  • Category FASHION

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2020 Spring/Summer ベンベルグ アウター素材展示会

 

5月22日(水)〜23日(木)、東京恵比寿ザ・ガーデンルームで、2020SS ベンベルグアウター素材展が開催された。

旭化成のベンベルグといえば、主に裏地用の素材として有名だが、20年前くらいからアウター素材としても注目を集めている。

また近年、中国での個人消費が増えて、急激に需要が増しているという。

このベンベルグアウター素材展のハンガー社数も、昨年の43社から今回は47社へと増加傾向だ。

 

会場内へ入ると、すぐに目に入ったのが正面に飾られたキービジュアル。例えば日本の屏風とインドのサリーのような、日本と海外の融合を暗示するビジュアルは、登場するモデルも通常のファッションモデルやキャンペーンモデルではなくプロのダンサーを起用し、ベンベルグ同様に、しなやかで柔らかく、かつ芯のある強さも併せ持つ質感を表現している。曲もビジュアルを観た後にオリジナルで作ったという力の入れようだ。

 

今回注目なのは、「Refined Easy-Care」にみられるハンドウォッシャブルによる、「しぼり」や「かすり」技術とのコラボ。浴衣などに使われるイメージが強い絞りや絣(かすり)は、さらりとしたベンベルグ素材と相まって、とても涼しげで夏らしいリラックス感を醸し出している。今回のテーマである「Sensorial Airy」にもピッタリなイメージだった。

 

旭化成ベンベルグは土に埋めると生分解し、環境に害を及ぼすことなく堆肥化するが、同社では原料だけでなく、加工や生産に必要なエネルギー源に至るまで環境に配慮し、さまざまな取組を行っている。今回の展示では、それを分かりやすく解説したコーナーも中央に大きく展示していた。

 

 

 

 

 

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