YANA (age : 21/College Student/180cm)
Jacket (Dior Homme/from a friend ¥40,000) / Shirt (Dior Homme/10 corso como COMME des GARCONS ¥50,000) / Vest (Sakai/Beams ¥10,000) / Pants (April77/nano universe ¥15,000) / Bag (Balenciaga/nano universe ¥150,000) / Shoes (Yves St. Laurent/auction ¥70,000) / Hair: Bloc
2007年5月第5週 表参道
SHOP STYLE:CANDY

自分に似合う服にポテンシャルを秘め、それを最大限に発揮している。魅力の二文字は自然に引き出しの中から溢れ出し、満たしていくような…。ファッションをファッションだけでは言い表せない自分だけのそれを持つ彼に、きっと何かを感じるはずだろう。
彼の歩く休日の過ごし方
―無限大キャパシティーの男!!
彼のインタビューが終わった時にそう感じたのである。
柳くん、21歳、とにかくヤバイ!
―「休みの日の朝は朝風呂が日課ですね」と彼が話す姿を見ていると、甘くセクシーな香りが漂う、そんな独特の空気感を持っている。
朝のゆっくり風呂からスタートし、その後は仮面ライダーを楽しむ、仮面ライダータイムという休日の過ごし方は、予想外で少しだけ可愛いらしかった。
「暑いのが苦手だから、夏は夕方から出掛けるんですよ」と、それを納得させるように彼は日焼けはしていなく透き通るように白かった。
まさに、美白男子!いや、美白美男子!
女である私より断然白く少し意気消沈だったが、そんな彼に買い物のルートを聞いてみる。
「表参道を降りて、青山、原宿、渋谷のコースが多いですかねぇ」
その中でも、表参道周辺の青山が一番好んで見てまわるという。
―青山と言えば、ラグジュアリーブランドの路面店が立ち並び、それに加えクオリティーの高いブランドを取り揃えたセレクトショップにおしゃれなカフェがある。
リッチタウンを思わせるそんな中にいても決して彼は引けをとらない。
そんな街をひとことで言うと、「洗練されているクリーンなイメージで、でも透明ではなくて濁りのない色がうっすら色づいた感じですかね…」
―柳くんのよく行く店のいくつかも青山にある。
最近はあまり行かなくなってしまった『ラブレス』、『インターナショナルギャラリービームス』、『スペース青山』、『アンダーカバー』。
どのお店も決して安いとは言えないところばかりであるが、洋服はついつい買ってしまうらしい。
これといってハイブランドが好きというわけではなく、たまたま自分の好きなものがそれだっただけのことである。
彼の一番好きなブランドは『ディオールオム』。
まさにモデル体系の彼の体にフィットしたその服とは相思相愛といった感じに見てとれる。
―それにしてもよく似合う、八方美人。
そんな意味ではないが、彼の周りにはいろんな人が集まる。
裏原の路地を歩いていると、彼を知る友人に何度も呼び止められる。
どこで知り合ったのかと尋ねてみると、「ほとんどイベントとかで」と返ってきた。
彼はとにかくイベントによく行く。
最近行ったのは渋谷にあるセレクトショップ『ミッドウエスト』の姉妹店の『ヒーズン』のオープニングパーティー。
ファッションのイベントだろうが、音楽のイベントだろうが関係ない。
―彼は夜のクラブにもよく出没する。
それも、DJに友人がいて、ゲストで入れるからお金がかからないのが一つの理由らしい。
しかし、こういったイベントには業界人がよくいるため、普段は話せない人の話を聞いて、いや盗み聞きをして勉強をしているのだろという。
もちろん業界といわれる、アパレル関係や、出版関係の仕事にも興味があるからなのだが…。
―そんな場所では面白い人と知り合いになることも少なくなく、この間はペルー人の友人ができ今ではすっかり遊び仲間になってしまったらしい。
こんな出会いが彼の興味をかきたて、刺激を生んでいる素なのかもしれない。
週末は青山の『LE BARON』に通い、そして今週も一人のおもしろい友人が増えてゆくのであろう。
ジャケ買いに似た感覚…
―そういえば、CDを買うときにジャケ買いをしてしまうことがよくあると話していたが、その感覚に似ている出会い。
偶然出会ったその一枚が何かを変えるきっかけになることもあり、それはやっぱり人と似ている。
聴いてみないとわからないからこそ面白くってゾクゾクする、話してみないとわからないからワクワクする。
やっぱり、彼のキャパに終わりはなく、どんどん形を変え膨らんでゆく。
―好きな色は“黒いピアノのブラック”。
そんなピアノの鍵盤の白を塗りつぶしていくようにそこから彼だけの独特のメロディーを聴けたような気がした。











