chiyo (age : 23/Accessory Designer/170cm)
Dress (TOPSHOP&Kate Moss ¥18,000) / Boots (b6 ¥20,000) / Bag (Louis Vuitton/secondhand ¥30,000) / Ring (ANDAMAN ¥7,000) / Watch (NIXON ¥10,000) / Earrings & Necklace (Self Made/chiyochi)
2008年2月第1週 渋谷
SHOP STYLE:ANDAMAN

物を作ることが何もよりも好きだった幼い少女は、オリジナルアクセサリーブランドの制作を手掛けるひとりのアーティストへと成長した。いつの日か自分のショップをオープンさせるため、彼女は今日も新たな作品を生み出し続ける。
オリジナルアクセサリーブランド『chiyochi』始動!
―すらりと長い手足にロングの黒髪、どこか神秘的で独特のオーラを身にまとうChiyoさん。
ラフォーレ原宿のアクセサリーショップで働く彼女は、販売員としての顔だけでなくアーティストとしての一面も併せ持つ。
パッチワークやトールペイントを趣味とする母に影響を受け、小さな頃から洋服や帽子、編み物など、物作りに没頭。
中学・高校時代は美術部で人物画を中心とする油絵を描き、プライベートではピアスやネックレス、指輪、ブレスレットなど、アクセサリー類を幅広く制作。
そして1年ほど前に自身のオリジナルアクセサリーブランド『chiyochi』を立ち上げ、アクセサリーアーティストとしての活動を本格的に開始した。
一流のクリエーターになるために一流を知る
―現在『chiyochi』は下北沢のレンタルボックス『素今歩(sukonbu)』や、インターネットオークションなどで販売中。
「今の段階では売れなくてもいいので、自分が作った物をより多くの人に見てもらいたい。自己満足で終わるのだけは嫌ですから」
―流行の移り変わりやお客様が何を欲しているのかを知るために、普段はアクセサリーショップの店員として接客・販売を学ぶ日々。
さらに『リッツ・カールトンで学んだ仕事でいちばん大事なこと』を愛読し、サービスの本質も勉強している。
「この本に出てくる“一流を知らなければ一流の仕事はできない”という言葉がとても印象に残っています。例えばファーストフードばかりでなく、たまにはちゃんとしたレストランで美味しいものを食べることも一流のクリエーターになるには大切ですよね」
上京して花開くクリエイティブな感性とオリジナリティ
―Chiyoさんの出身は北海道。
ファッション誌『Zipper』に連載していたイラストレーター『326』の作品に興味を持ち、より多くのアートに触れるため高校卒業後に上京を決意。
そしてパソコンを使ってイラストが描けるようにと、グラフィックデザインが学べる専門学校に入学した。
「そこで佐藤可士和さんや蜷川実花さん、野田凪さん、清川あさみさんなど様々なアーティストを知り、表現方法や色使いに影響を受けていきました」
―ペインティングナイフで描いた油絵に布やスパンコール、ビーズを貼り、コラージュのように見せるなど、シンプルだった彼女の絵に変化が現れた。
そのオリジナリティはアクセサリー作りにも反映され、よりクリエイティブな作品が生まれることになる。
アートを見ること、音楽を聴くこと、全てが物作りにつながる
―休日はアクセサリーを作り、絵を描き、そしてアートを巡る。
「現代アートが好きなので、六本木の森美術館やラフォーレミュージアムによく行くかな。その他にも気になるアートがあれば、小さな個展も見に行っています」
―ショッピングは原宿や渋谷、新宿、代官山がメイン。
お店のアクセサリーを試着販売するため、シンプルなファッションが現在の基本スタイル。
ブランドにこだわらず、古着から流行りものまで様々なジャンルの服を着る。
また、音楽鑑賞も趣味のひとつ。
洋楽を中心にクラシックからロックまで幅広く聴き、ヒップホップやハウスなどクラブにも足を運ぶ。
アートとはまた違った刺激を与えてくれる音楽も、彼女の物作りの糧になるという。
そんな彼女を陰で支えてくれているのが、愛犬のチワワ。
「今は犬との散歩の時間が一番の楽しみです」
いつの日か自分のアクセサリーショップをつくるために…
―当面の目標は、働いているアクセサリーショップで制作や買い付けに携わり、自らの作品も商品としてお店に置いてもらうこと。
「そしてまだまだ夢物語なんですけど、いつの日か自分のアクセサリーショップをつくりたいですね」
―そのためにも、今はオリジナルブランドのテイストを確立していきたいという。
「まだ『chiyochi』のジャンルが定まってなくて、スタッズやドクロテイストにしてみたり、逆にお花やレース系を作ってみたり…。自分の一番得意とするものが見つかっていないんです」
―と模索中。
「私のブランドがたくさんの人に喜んでもらえるように頑張ります!」
―と笑顔で語る彼女。
今後の『chiyochi』の展開が楽しみだ。











